風俗で働く女たち | 3.ヘビースモーカー

風俗で働く女たちシリーズ3人目です。
風俗嬢は喫煙者もまあまあいまして、ヘビースモーカーだったメイ(仮名)ちゃんのことをふと思い出したので、お話していきます。

メイちゃんとは同じお店の女の子で、プライベートでもたまに遊ぶ仲でした。彼女もまた実家が超お金持ちで、当時大学生だったんですがいつも頭のてっぺんから爪先まですごくお金をかけているし、美意識もプライドも高い女の子でした。

メイちゃんはすごく変わった子で、お店にはあまり出勤して来ませんでした。なので、レアキャラ扱いでそれなりに指名もあったみたいです。

待機中はおじさんの読むような週刊誌を片手に長い足を組んでいつもタバコを吸ってるんですけど、その姿は私と同年代のはずなのに、酸いも甘いも噛み分けた大人のような雰囲気を漂わせており、ちょっと近寄りがたい感じもまたミステリアスでした。

とある日、メイちゃんが気に入ってるホストがいる店に一緒に飲みにいくことになって、本当は朝までいるつもりだったんですが、眠たくなってきたので近くのラブホに一緒に泊まることになりました。

で、一晩そこでぐっすり寝まして(残念ながら百合シーンはないですw)翌朝あることに気付きます。
今まで感じたことのないような喉の痛みを…。
風邪を引いた感覚でもなく、ただただ喉が痛くて腫れているような感じです。

ホテルの部屋が乾燥しているのかと、メイちゃんにそれとなく「なんか喉痛いんだけど、メイちゃんどう?」って聞いても彼女は特に大丈夫な様子で。

その時気付いたのです。私のこの喉の痛みはメイちゃんのタバコの煙だと…。なぜならば彼女はホテルに入るなり、常にタバコを吸っていたんですね。それはもう数え切れない本数をw

とにかく尋常じゃない喉へのダメージだったので、もう二度とメイちゃんとはお泊りしない!と心に誓ったのでしたw

そしてここからは噂の話ですが、メイちゃんはどうやら薬物をやっていたらしいです…。私はドラッグとか大麻とかそういう類には全く手を出したことがなく詳しくないのですが、
もしかしたらあの喉の痛みは私が寝ている間に何か悪いものを吸っていて、その煙の影響で…?と思うとゾッとします。

そんなメイちゃんですが、実はお父さんが議員さんか何かだったんですよ…。信じられませんよね。
こちらの記事でも書いたように、メイちゃんも含め意外とお嬢様も多いので、今思うと本当に不思議です。

その後メイちゃんは風俗の仕事も割とすんなり辞め、その後は金融系の仕事に就いたそうです。私が久々に連絡してみると、「まだそんな事(風俗嬢)やってんの?」と言わんばかりの態度を取られ、いつの間にか疎遠になってしまいました笑

今はどこで何をしているんでしょうね…。