障がい者のお客さまも風俗に来たりするの?

障がい者の人もお店に来たりするんですか?接客はしますか?

匿名さん

頻繁ではありませんが、ごくたまにいらっしゃったりします。
お店によって方針が異なるとは思いますが、私の在籍していたお店の場合は、自力で一緒にシャワーを浴びられる方のみ受付けていたように思います。
(重度の方はサポートが必須なので、なかなか店舗型でサービスを受けるのは難しいのかもしれません。)

私が覚えているのは、右上半身付随の方でした。
よく遊びに来て下さっていて、とても紳士的な方だったのを覚えています。

どうして付随になったのかは忘れてしまったんですけど、確か事故などの後天的なものだった記憶です。

右肩から右手首にかけて全く動かないそうで、筋肉や脂肪?がつきにくいのか右腕だけ左と比べてとても細い腕をしてらっしゃいました。

「ここから半分動かないんだ。ごめんね。こっち(左側)は動くからね。」

と最初の接客のときに打ち明けてくれたんですけど、シャワーを浴びる時にお客さまの身体を洗う際衝撃を受けたんです。

右腕に手を触れるととても冷たいんです。生きているのに、まるでそこだけ血が通っていないようにひんやりしているんですね。
温かいシャワーを浴びても芯まで温まらない感じです。

最初少し驚いてしまって、一瞬止まりかけたんですけど、その腕に触れていくたびになんかとても言葉に言い表せない気持ちに襲われました。
五体満足で何不自由なく生活している自分がどれだけ恵まれているのだろう、と同情ではないんですけどとても自分が情けなく感じてしまったのです。

そして丁寧にやさしくやさしく洗っていくうちに、その腕がとても愛おしく感じられるようになりました。

それ以降、よく遊びにいらっしゃったので、私はなるべく特別なものを扱うような素振りは感じさせないように、あくまでも健常者の方と同じように触れるようにしていました。

他にも、耳が全く聞こえない聴覚障害の方もいました。その方とは会話は全て紙とペンを使った筆談をして行っていたのですが、プレイ中は不思議なことに言葉を交わさなくても意思疎通が取れるんですよね。(やっぱりエロは非言語コミュニケーション!)

今は障がい者専用の風俗もあるみたいで、そういった活動をしている方の動画をたまたま先日拝見したのでシェアさせていただきます。
障がい者の性はタブー視されがちですが、そこの現実に目を向け、障がい者でも性欲を満たす権利があることを主張されています。