風俗嬢との結婚生活

風俗嬢と結婚したらどんな生活になるのか、興味がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 金銭感覚がおかしくて家計が破綻しそう?
  • 貞操観念がゆるいのですぐ浮気しそう?
  • 昼職で雇ってもらえなさそうなので寄生されそう?

世間のイメージだとこんなところでしょうか。もちろん上に挙げたような人もいないわけではないと思いますが、ここではあくまでもいち風俗嬢だった私の場合どうなのか、またどんな結婚生活を送っているのかをお話していきたいと思います。

金銭感覚はどうなの?

まず風俗の業種によっても稼げる額が変わってきますが、私の場合全盛期は結構稼いでいたので、その頃の金銭感覚は今思えば少しずれていた気はします。

数十万のブランド品やジュエリーを現金でポーンと衝動買いしたり(風俗嬢は基本的にクレジットカードを作れないので現金決済がメインですw)、物欲を満たすことでストレスを発散していたように思います。

じゃあ今はどうなのかというと、完全に金銭感覚は元に戻りましたし、何なら風俗に足を突っ込む前よりも厳しくなったんじゃないかなと思います。

二十歳そこそこの年齢で一番稼げる時ほど、お金に関する知識なんてゼロですから、稼いだお金を投資に回すとか運用するという発想にも至らず、一応貯金はしていたけどもまた稼げばいいやくらいに思ってましたね。今思えばめちゃくちゃもったいないことをしたなって思うんですけど笑

大人になって昼の仕事に就くことであらためて、自分の身体ではなく頭を使ってお金を稼ぐ難しさを経験したことによって、完全に金銭感覚は正常に戻った気がします。

結婚生活においても、家計周りは私が管理しており、旦那さんのほうが意外と無頓着なので私がしっかりしないと大変なことになってしまいますw

お金は使うべきところでは惜しみなく使いますし、節約すべきところは節約するという具合に、メリハリをつけることを大切にしています。

貞操観念はゆるい?

私が現役風俗嬢の頃は、まあ風俗嬢の悪いイメージ通り貞操観念ガバガバだったと思いますw

恋愛とS○Xは完全に切り離して考えられていましたし、男性みたいにヤった人数が多ければ多いほど誇りに思っていたので、ヤリ捨てみたいなことも平気でしていました。

でも今はそんなことをする元気もないですし、そもそも男遊びをしたいとも全く思わなくなってしまったので不思議ですね。なので、今の旦那さんと付き合ってから結婚して今に至るまで、心の浮気も身体の浮気も一切したことがありません。

元々めちゃくちゃ遊んでいたからこそ、大人になると落ち着くんでしょうか笑(大人になっても落ち着かない人もいますけど…。)
遊んでいたことは後悔していないですし、その時充分遊んだからもういいかな…というのが今の心境であります笑

仮に旦那さんが浮気をしていたとしても、ちゃんと仕事して家のことも分担した分をこなしてくれるならば、全く問題ないです。

風俗嬢って貞操観念がゆるいというか、性的な行為を感情と切り離して行えるという一つの特性みたいなものがあると思うんですよね。だから風俗も抵抗なく仕事として割り切れてしまう。

これは私がこの業界に入った時から「神様から特別に与えられた天性のスキル」だと思っていますw

話が逸れてしまいましたが、貞操観念は昔は緩かったけど、結婚して落ち着いた今後はもう男遊びをするつもりはないというのが現状です。

元風俗嬢でも働けるの?

答えはYesで、現に私は今普通に昼の仕事をしています。詳細はここでは書けませんが旦那さんも私も、それなりの規模の上○企業に勤めており、私はありがたいことにそれなりの役職をいただいているので、旦那さんよりも年収が高いですw

私はなるべく社会との繋がりは持っておきたかったので、風俗と昼の仕事を掛け持ちしていた時期もありました。その期間があったからこそ、風俗を完全に辞めても昼の仕事一本にすぐシフトできたというのもあるかもしれません。

また、私が社会復帰する際に旦那さんからあれこれ口出しされることはなかったんですけど、それも私が完全に自立できた要因の一つかもしれません。

結婚するんだから女は家で家のことをやれ、とか、パートでいいよ。なんてもし言われていたら、余力を持て余してまたきっと風俗の世界に戻ってしまっていたでしょう笑

元お客さまだった今の旦那さんは、決して上手ではありませんが家事もしっかりこなし、世の中の一般男性の平均よりはかなり協力的なほうだと思います。女性が第一線で働くことに対する理解やサポートをしてくれているからこそ、元風俗嬢の私でもそれなりに活躍できているんだと思っています。本当に感謝ですね。

ということで、元風俗嬢でも本人に自立心と周りのサポートがあれば、ちゃんと社会人として働くことができます。

また私がどのように社会復帰したのかは、別のコラムでじっくり触れていこうかなと思っています。